歴代マシンを紹介していきます。

マシン名の『RF-0○○』は、”Ritsumei Formula – 第○○号機 という意味が込められています。

☆RF-010(2013年度)以前のテスト走行、製作等の活動の様子はこちらから写真でご覧いただけます。

 

【RF-019 2022年度】

RF-016以来、実に3年ぶりにエコパの地を走ったマシン。
ユーザーファースト」を開発コンセプトに掲げ、ドライバーだけでなく製作者、整備者にとっても扱いやすいマシンを目指した。
ウイングの多層化やラジエーターの大型化・配置変更など、エアロ・パワートレイン系統の大幅なパッケージ変更を行った。

【RF-018 2021年度】

コロナ禍の中2年越しに完成させたマシン。フレームをはじめとした半数近くの部品はRF-017のものを引き継いだ。
現地開催中止のため、このマシンを大会会場で走らせることは叶わなかった。
しかしデザイン審査ではチーム史上最高となる9位(110点)を獲得し、2年かけて積み上げた設計が評価された。

【RF-017 2020年度】

新型コロナの感染拡大により大学施設の利用を停止され、製作を途中で断念したマシン。
フレームは次代のマシンにそのまま使用されることとなり、RF-018へと想いを託す形となった。

【RF-016 2019年度】

動的審査を全種目完走し、凄まじいタイムを残したマシン。
スキッドパッドで2位、エンデュランスでは3位を獲得し、総合順位10位という結果に大きく貢献した。
レーシングカート界で上位に君臨するエースドライバー達が活躍した。

【RF-015 2018年度】

前回大会の結果を踏まえ、更なるドライバビリティの向上に取り組んだマシン。
ZX-6Rエンジン(599cc)からZX-636Eエンジン(636cc)への変更による出力性能の底上げや、IPG Automotive社製CarMaker Simulationを用いたモデルベース開発・シミュレーションを行った。

【RF-014 2017年度】

Moving Emotion」を開発コンセプトとしたマシン。
全ての人が速さ、動き、かつスタイリングに心を打たれ、レーシングカーならではの迫力を与えるマシンを目指した。
リアバルクヘッドのアルミプレート化や3Dプリンター製サージタンクの採用など、設計の面で挑戦的に取り組んだ。

☆RF-014のサージタンクを製作して下さったSOLIZE様によるインタビュー記事はこちら

【RF-013 2016年度】

本能をくすぐるレーシングカー、「Instinct of Driving」を開発コンセプトとしたマシン。
チーターやハヤブサ、アスリートの動きといった自然界からヒントを得て、「敏捷性」「安定感」「デザイン性」の実現を目指した。
トルクバンドの広域化やエアロデバイスでの空力中心・荷重配分の適正化に取り組んだ。

【RF-012 2015年度】

「美しいマシン」をコンセプトとして開発されたマシン。
旋回性能・加速性能をドライバー問わずに最大限に引き出すことができ、無駄のない洗練されたデザインフォルムを持つマシンを目指した。
ダウンフォースの増加や、ステアに対する応答性の向上、そしてコーナー脱出時の加速性能向上に取り組んだ。

【RF-011 2014年度】

「速さへの追及」を開発コンセプトとしたマシン。
フレームメンバーの再検討によるねじれ剛性の大幅向上や、吸排気系では高回転域でのトルクアップに努めた。
また無接点式スイッチの採用によりシフトスイッチの信頼性を改善させた。

【RF-010 2013年度】

昨年に引き続き、コーナーと直線スピードの両立を目指し開発されたマシン。
この年より新しいレギュレーションのパーシーに足が生えたため、これを機としてドライバーが運転しやすい姿勢に合わせた大幅なレイアウト変更を行った。
また昨年の課題だったブレーキテストに対応するため、ブレーキ系統の設計見直しを行い信頼性向上に努めた。
第11回大会においてジャンプアップ賞1位、日本自動車工業会 会長賞、総合順位19位を獲得した。

[Spec]
Weight: 227kg
Wheelbase: 1570mm
Tread F/R: 1170mm / 1160mm
Note: Jump-up Award 1st
Place: 19

 

【RF-009 2012年度】

「速さの追及」をコンセプトに、レーシングカーの基本である走行性能と操作性の向上を目指したマシン。
シェイクダウンの時期を早めて十分に走り込み、車両の完成度を高めることに重点を置いた。
エンジンの回転数によってエキゾーストマニフォールドの経路を変え回転数に合った排気管長にする「可変排気」を搭載した。

[Spec]
Weight: 220kg
Wheelbase: 1560mm
Tread F/R: 1160mm / 1160mm
Note: ZX600P Engine (599cc)
Place: 58

 

【RF-008 2011年度】

シンプルに「低重心」、「軽量化」、「マスの集中」を目指したマシン。
ほぼ新メンバーとなるチームで健闘した。


[Spec]
Weight: 240kg
Wheelbase: 1550mm
Tread F/R: 1200mm / 1160mm
Note: Auto Shifter, Variable Intake System
Place: 61

 

【RF-007 2010年度】

高出力、軽量、低重心を実現したマシン。モノショックサスペンションを搭載した。
この代は主戦力のほとんどが4回生以上のメンバーで構成されており、就職活動などの行事で製作が大幅に遅れた。
準備が万全といえない中での参戦となったが、総合31位と奮闘した。


[Spec]
Weight: 225kg
Wheelbase: 1580mm
Tread F/R: 1200mm / 1190mm
Note: Auto Shifter, Monoshock Suspension
Place: 31

 

【RF-006 2009年度】

乗り手に素直に応答する、「Grow up with Formula machine」をコンセプトに開発されたマシン。
ほぼ全ての部品を新規製作し、目標である車両乾燥重量220kgを達成した。
安全面においても、合計500kmを越えるサーキット走行を繰り返し、新規部品の安全性を検証した。


[Spec]
Weight: 230kg
Wheelbase: 1630mm
Tread F/R: 1210mm / 1170mm
Note: Auto shifter, ZX600PE Engine (600cc)
Place: 19

 

【RF-005 2008年度】

前年度の問題を徹底的に洗い出し、速さはもちろんのこと、安全性にも特化させたマシン。
車両重量を前年比で10kg低減させたほか、新たに電動シフターを搭載した。

[Spec]
Weight: 250kg
Wheelbase: 1650mm
Tread F/R: 1200mm / 1190mm
Note: Straight Frame
Place: 43

 

【RF-004 2007年度】

昨年度車両RF-003の速さに加え、ドライバーの安全を確保するための装備を追加し、速さと安全性を両立させたマシン。
第5回大会において安全設計特別賞1位を獲得した。

[Spec]
Weight: 250kg
Wheelbase: 1650mm
Tread F/R: 1200mm/1200mm
Note: ZX-6RR Engine (599cc)
Place: 33

 

【RF-003 2006年度】

“速い車”を目指して製作されたマシン。
第4回大会においてスキッドパッド3位、エンデュランス1位、総合順位6位という類まれなる好成績を残した。

[Spec]
Weight: 300kg
Wheelbase: 1600mm
Tread F/R: 1206mm / 1206mm
Note: Endurance 1st
Place: 6

 

【RF-002 2005年度】

前回第2回大会はエントリーのみで実際に参戦はしていない(成績記録なしである)ため、このマシンが弊チームの大会初出場となった。
1960年代~1970年代のFormula 1の伝統的なレーシングカーデザインの車体構造を参考にデザインしたマシン。
信頼性とスピードの両立を目指した。
第3回大会において、初出場ながら日本自動車工業会 会長賞6位、安全設計特別賞、総合順位13位を受賞した。


[Spec]
Weight: 232kg
Wheelbase: 1600mm
Tread F/R: 1206mm / 1206mm
Note: ZX600KE Engine (599cc)
Place: 13

 
(RF-001)

(上記画像および参考スペックは第2回大会の大会プログラム冊子から。)
当初はRUICEというチーム名称だった。

[参考スペック]
Weight: 300kg
Wheelbase: 1650mm
Tread F/R: 1200mm / 1140mm

 

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